世界遺産に関係する機関
世界遺産条約締約国会議
- 世界遺産条約を採択した全締約国による会議。
- 世界遺産基金への分担金の決定や監査、世界遺産委員会委員国の選定の他に、世界遺産委員会から提出された活動報告を受理する。
世界遺産委員会
- 21カ国で構成され、通常1年に1度開催される政府間委員会。
- 世界遺産リストの記載に関する審議、危機遺産リストの審議、基金の使途の決定、作業指針の改定などを行う。
- 委員国の任期は6年だが、各締約国に均等に機会が与えられるように4年で任期を終えることや再選を自粛することが望ましい。
世界遺産センター
- パリのユネスコ本部内に常設されている世界遺産委員会事務局を担う機関。
- 1992年設立。
- 推薦書の受理や登録、世界遺産委員会の運営、広報活動などを行う。
ICOMOS
- 国際記念物遺跡会議。
- パリに本部を置くNGOで、ヴェネチィア憲章を元に採択の翌年1965年に設立。
- 建築物や考古学的遺産の保全のための理論や方法論、保全への科学技術の応用を推進している。
IUCN
- 国際自然保護連合。1948年設立
- スイスのグランが本部のNGO。
- ユネスコやフランス政府、スイス自然保護連盟などの呼びかけによって設立。
- 世界中の科学者を支援することを目的にしている。
ICCROM
- 文化財の保全及び修復の研究のための国際センター。
- 本部をローマに置く政府機関。1956年にユネスコによって設立。
- 不動産や動産の文化遺産の保全強化を目的とした研究や記録の作成・助成、技術支援、技術者や専門家の支援要請、普及・広報活動などを行う。
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