日光の社寺
文化遺産 1999年登録 登録基準1,4,6
▶日本近代の建築様式を代表する建造物
東照宮と二荒山神社、輪王寺の2社1寺に属する103棟の建造物群と周辺の自然環境が「日光の社寺」として登録されている。
神仏習合の霊場である日光山は、室町時代には数百の僧坊が立ち並ぶ霊場としてにぎわいをみせたが、戦国時代に豊臣秀吉と対立したことで衰退した。
東照宮はその後、徳川家光の時代に「寛永の大造替」と呼ばれる大改修を受け、現在のような権現造りを主体とする姿となった。八棟造り(入母屋造りの屋根、破風、向拝が複雑に入り組んだ構造で、のちに権現造りに発展したと考えられている。)で建てられた本社社殿は、寛永の大造替の前から残る貴重な建造物である。
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