2014年12月7日日曜日

人間と生物圏計画(MAB計画)

環境資源の持続可能な利用と環境保全が目的。
1971年にユネスコが立ち上げた研究計画。
保護すべき自然を「核心地域(コアエリア)」「緩衝地帯(バッファゾーン)」「移行地帯(トランジションエリア)」の3段階の区域に分けて重層的に保護。
世界遺産条約はこのうちの核心地域と緩衝地帯を援用している。
「核心地域」は、世界遺産では「資産(プロパティ)」と呼ばれる。
近年では小笠原諸島でバッファゾーンを設定する代わりに、小笠原諸島から東京湾までをトランジションエリアのようにして保護するなど、遺産のあり方も多様化している。

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